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[1]サランラテックスTMとは?
(1)サランラテックスTMの皮膜の特性
サランラテックスTMとは、塩化ビニリデンと他のモノマーを乳化重合したラテックスです。
適切な塗工+乾燥によるサランラテックスTMの皮膜は下記のような優れた特性を発揮します。
ガスバリヤー性
防湿性
ヒートシール性
保香性
耐油耐薬品性
難燃性
高周波シール性
(2)サランラテックスTMの用途
<1>フィルムコート
OPP,PET,ナイロン及びセロファン等のフィルムにサランラテックスTMをコートすることにより、ガスバリヤー性及び防湿性を格段に向上させ、これらのフィルムで包装された食品、医薬品等のシェルフライフを著しく延長させることができます。
また、耐油、耐薬品性の向上といった効果も期待でき、必要に応じて適度のヒートシール性を与えることも可能です。
<2>紙コート
クラフト紙、上質紙及びグラシン紙等にサランラテックスTMをコートすることにより、優れたガスバリヤー性、防水防湿性、高度な耐油性及び適度のヒートシール性を与えることができます。
また、サランラテックスTM独特の光沢により高級感のある好ましい外観も同時に得る事ができます。
<3>PVDC系繊維のバインダー
サランラテックスTMは、耐水性及び耐油耐薬品性の要求される各種フィルター及び家庭用タワシ等に用いられるPVDC系繊維のロックバインダーに最適なために広く使用されています。
<4>ウレタンフォーム含浸
ウレタンフォームにサランラテックスTMを含浸又は塗布することにより、優れた高周波シール性を与えることができます。
サランラテックスTMを含浸したウレタンフォームは自動車部品等の工業用部品に使用されています。
<5>難燃バインダー及びバックサイジング
ファブリック、不織布、紙、皮革等にサランラテックスTMを塗布又は含浸させることにより、優れた自己消火性と高周波シール性を与えることができます。
また、各種難燃剤と併用することにより、より優れた難燃性を与えることができます。
<6>塗料のベース樹脂
サランラテックスTMを防錆塗料のベース樹脂として使用し、金属にプライマー塗料としてコーティングする事により、金属の腐食の進行を抑制いたします。溶剤系塗料に匹敵する防錆性を発揮し、防錆塗料の水系化をサポート致します。
また、優れた水蒸気バリアー性を活かし、防湿塗料のベース樹脂として使用し、建材にコーティングする事によって基材の反りを防止し、寸法安定性を向上させます。
(3)バリヤー性(汎用フィルムとの比較)
サランラテックスTMをコートしたフィルム(PVDCコートフィルム)は、汎用的な各種フィルムに比べて低い酸素透過率、水蒸気透過率を示します。
<各種フィルムの酸素透過率、水蒸気透過率>

フィルムの名称 厚さ
(μm)
酸素透過率 1)
(mL/m2/0.1 MPa/day)
水蒸気透過率 2)
(g/m2/day)
3)
PVDCコートOPPフィルム
23 4 4
OPPフィルム 20 1300 7〜8
Nylonフィルム 15 80 300
PETフィルム 12 80 45
LDPEフィルム 40 2000 9〜12
HDPEフィルム 40 1500 3〜6
CPPフィルム 40 2000 6〜12
注)  
1) 酸素透過率測定条件
  20℃、約70%RHの条件下でJIS K7126B法に準じて測定
2) 水蒸気透過率測定条件
  40℃、90%RHの条件下でJIS K7129法に準じて測定
3) PVDCコートOPPフィルムは、厚さ20μmのOPPフィルム上にサランラテックスL536Bを厚さ3μmの塗膜が形成するように塗布したもの
  上記の数値は代表例であり、保証値ではありません。
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