旭化成ケミカルズ株式会社 Haloflexの使用時の注意
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[3]Haloflex取り扱い上の注意
本項では、Haloflexをご使用の際の主な注意事項について記述しております。
実際にご使用される前には、対象グレードのMSDSを必ず参照した上、保護具の着用、遵守事項を確認の上取扱いください。
<1>Haloflexの性質
Haloflexのラテックス粒子は水より比重が大きいため、ゆっくり沈降します。
通常、Haloflexの容器中には薄い沈殿物の層があり、沈降により容器中でわずかに濃度勾配が生じます。 1年以上経過していなければ製品の性能に影響を与えませんが、容器中の一部分だけを使用される場合には取り出す前に沈殿を巻き上げることなくラテックスをゆっくり攪拌してください。

<2>貯蔵温度
Haloflexは,3〜30℃に保つことのできる屋内倉庫に保管して下さい。
0℃以下になると凍結し、再溶解させても使用できません。
高温・直射日光下で長期間保管しますと、沈殿・凝固を起こすことがあります。

<3>貯蔵期間
Haloflexは製造後1年以内にご使用ください。

<4>移送
Haloflexは激しい撹拌や摩擦(渦巻ポンプの羽根やグランドシール部等)によって凝固することがあるため、できるだけ負荷の少ない送液ポンプ(エアー駆動式のダブルダイヤフラムポンプ等)を利用して移送するようにして下さい。
移送速度はラテックス流速が1〜2m/sになるようにしてください。

<5>泡立ち防止、濾過
Haloflexを高所から滴下したり、急激に撹拌したりすると泡が発生し、その消泡に手間を要するため、液出口を極力容器の底に近くする、また容器の壁に沿わせるようにする等の配慮をしてください。
また、貯蔵タンクの壁等に析出する乾燥ポリマー等の固形粒子の生成は、避けられないため、使用前に0.5〜2mmメッシュのフィルターでHaloflexを濾過してください。

<6>容器の材質
Haloflexは塩酸酸性(pH=1〜5)であるため、ポリエチレン、ポリ塩化ビニルあるいはエポキシ樹脂でライニングした鋼、FRP,グラスライニング鋼、SUS316(ステンレススチール)等を使用してください。
鉄やアルミニウムを使用いたしますとラテックスが凝集するため、ラテックスが接触する配管、ジョイント、タンク等には決して使用しないでください。

<7>用具・装置のクリーニング
Haloflexを取り扱った用具、装置等は、そのまま放置しておくと樹脂皮膜を形成して次回の使用に支障を生じるため、使用後直ちに水洗してください。
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